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漬物本舗 道長(愛知県豊川市)さんへ漬物を買いに行く

漬物本舗 道長
〒444-0201愛知県豊川市萩町下大田面83-1
℡0533-87-5537

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ご存知の通り、愛知県は三河と尾張があり、その境は「境川」が流れる三好市付近、という話は以前にも書いたし、愛知県では誰でも知っていること。
その境川より西のスーパーで「道長」の商品を見かけることは、まずない。理由はわからない。おそらく、販売先を選んでいるのだろうか。それとも?。
岡崎市では食彩賓館お気に入りのヘルシーメイトさんで地粉かりんとうを置いてあるのを見た。漬物については、アツミフード(豊橋市)やしずてつストア(静岡市)まで行けばなんとか数種類は発見できる。最近では「こだわりの味協同組合」のパッケージで販売されている商品も9品目ほどあり、高質志向スーパーを中心に拡大中。
食彩賓館が「道長」さんを知ったきっかけは「地粉かりんとう」。「特栽小麦を使用した地粉」「わっぱ知多共働事業所」という組み合わせから興味が湧いたのではなく、商品として優れていると感じたのがきっかけ。それで、ホームページを拝見し、「考え方」「意志」「想い」に触れてファンになった次第。
2009/02/09JAひまわりグリーンセンター音羽店移転新築後初訪問
(上記記事を確認すると食彩賓館らしなく、ネット情報の受け売りを記しているのがちょっと恥ずかしい。御勘弁を)

以前、食彩賓館で紹介した所、たまたま道長さんが見つけてくれて、メールをいただき、「工場でも販売」ということを教えていただいた。
当日も最初は豊川へ行き、商品を探したが、地粉かりんとう以外の商品を発見できず(実際は1品ほど漬物を販売しているらしい)、直接電話して訪問し購入した次第。
沢山の商品の中から推薦していただいた3品と以前から欲しかった漬け床を購入。
20100719 イラスト通りのご親切な夫婦が経営されている工場は素朴ながら、チラリ拝見しただけだが、衛生面にも配慮され、“商品の安全性とは何か”を熟考されているなあと感じる作業場でした。鈴木農場の米糠の香りがステキです。
「道長の商品 出荷予定表」というパンフをいただく。必要な情報がきっちりと表示されている。例えば「出荷期間」「主な材料」「産地」「保存温度」「賞味・消費期限」「アレルゲン表示」等々。食彩賓館のように商品の表ラベルではなく、裏の原材料表示を見て購入するタイプの買物人にはありがたい資料です。

グーグルで「漬物本舗 道長」と検索してください。「食」について、食彩賓館の能力・知識では表現できないことをきちんと、かつ淡々と「事実・経験」に基づき説明されています。

●購入商品
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・「つけ太郎 ぬか」「つけ太郎 ぬか補充用」。ようやく念願かなってゲット。「音羽米を育てる研究会(愛知県豊川市)の米糠、三河本みりん、白たまり使用。チャック袋なのでそのまま漬け込むこともできる。補充用も購入したので来週にでも漬け込む予定。日東醸造さんはあらためてスゴイなあと思う。
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・お勧め品を伺って購入。3種とも袋は同じカラー&デザインのものを使用。ラベル表示で区別する。これは良い。版代と資源を節約できる。ホームページのレシピや商品説明も好感もてる。
・「レモン大根」。果物を食べるような食感。味は少し甘みを感じるがくどい甘さではない。面白い漬物だ。商品紹介ページに調味料へのリンクがあって、そちらを見ると原材料の産地や栽培状況を確認することができる。グッジョブ。中国産の原料まで栽培方法が記入されているのも好感。
・「あとひきだいちゃん」。レモン大根同様に甘酢漬けだが、こちらの方が少し甘みを強く感じる。女性向きの味かと思ったが、娘は「(漬物は)酸っぱいのがスキ」とか。女子校生ながら なかなかこだわりがあるようで([E:wink])。
食感はやはり果物をイメージさせる。この食味・食感を添加物なしで出せるのがスゴイと思う。原材料が成せるのか、技が成せるのか。
・「古式一丁漬け」。これは食彩賓館のつたない知識と文章では表現できない。漬物の奥深さを感じる逸品だと思います。
いつも、食してから、興味をもった食材について、インターネット等で調べます。先に知識から入ると先入観を持つため、自身の感覚に影響を与えるのが嫌。今回も食してから検索するといろいろと“想い”のこもった情報を読むことができました。しかもきちんと外部に製造を委託する理由も記されている。
とりあえず、「四斗樽」のことを“一丁”と呼んだことだけを記しておく。

地粉かりんとうはこの店に来る前に他店で購入済み
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注: この記事について、他の店の記事同様に道長さんの許可を得ていません。食彩賓館が勝手に気に入って紹介しています。
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